日本で戦災孤児や貧しい人々の救済に尽力したゼノ・ゼブロフスキー修道士(一八九一-一九八二年)の足跡をたどった写真展(札幌こどもミュージカル育成会主催)が四日、東京・新宿文化センターで始まった。
ポーランド出身のゼノ修道士は一九三〇年(昭和五年)に来日し、長崎で被爆。その後、被爆者や戦災孤児らに食料を配るなどの支援に当たった。小学生らの創作ミュージカルを手掛ける育成会が、その生涯を描いた作品を八年前から国内外で上演。公演を通じ、「ゼノさんを知らない日本人が多い」と驚いた細川真理子会長が写真展の開催を決意した。
昨年、道内七カ所で開催し、好評だった。今年は東京のほか、長崎など全国での展示を計画する。
子どもたちにパンを配る姿など写真百三十点を展示。愛用した帽子やかばんも並ぶ。都内の主婦(71)は「戦争の悲惨さを知らない若い世代に見てほしい」と話していた。六日まで。入場無料。
(北海道新聞より引用)
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