2007年5月30日水曜日

北ガス工場跡から有害物質 基準の3400倍「影響なし」 札幌

 北海道ガスは十六日、同社の札幌工場跡地(札幌市中央区北四東五-七、約二・九ヘクタール)と天然ガス転換センター用地(同東区北五東五-六、約○・七ヘクタール)で行った自主調査の結果、敷地内の土壌や地下水の一部から、国の環境基準値の三千四百倍に当たるベンゼンなど、有害物質を検出したと発表した。
 札幌工場跡では、最大で基準値の三十六倍の鉛、十九倍のヒ素など七種、天然ガス転換センター用地では、ヒ素の一種が検出された。北海道ガスは「表面はアスファルト舗装されており、札幌市が行った周辺の飲用井戸水の調査でも異常はなかった。周辺への影響はない」としている。
 北ガスによると、札幌工場では一九一二年(大正元年)から六三年まで、石炭を主原料としたガスを製造。この過程で生成された有害物質が装置の損傷などで漏れ、土壌に浸透したとみられる。
 同社は七月にも、井戸を掘って地下水を吸い上げ、有害物質の拡散を防ぐほか、敷地内の土を入れ替えるなどの対策をとる計画。また、今後、小樽市や函館市の工場跡地でも同様の土壌調査を行う予定としている。

(北海道新聞より引用)

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